ゲイ小説・BL小説電子書籍

⭐️薔薇族では白井俊介・広岡智、Badiではタテイシユウスケ(2000年Badi小説大賞特別賞受賞)の筆名で書いたゲイ小説、その他オリジナルゲイ小説、ボーイズラブ・BL小説、男同士の恋愛小説、BL二次創作をApple BooksとKindleにて電子書籍にしております!

下にスクロールしていただくと作品紹介があります。

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✨ゲイ小説・BL小説は切ない系が多いのでエロ要素控えめです。薔薇族掲載作品は性描写濃厚です。

作品一覧 ↓⭐️上が新しく下の方に薔薇族、Badiなどの雑誌掲載作品があります。

New Release!

化鳥と少年 – 能楽「鵺」に寄す

日本の古典芸能である能楽の演目「鵺(ヌエ)」に寄せたケモホモ・ゲイ小説。主人公の男は中高年で、幼少の時期に父親からの虐待を受け、中学の男性教諭にはセクハラ性的被害を受けた。家庭は借金を抱え、借金取りに追われていた。それがトラウマとなり、大人になっても苦しめられ、薬物に溺れた。そんな男がたまたま新聞広告で見かけた能楽「鵺(ヌエ)」を観に行く。そこで出会った少年との物語。能楽「鵺」のストーリーと共に少年と男の物語が展開してゆく。ケモホモ要素あり。鵺のストーリーを知らない方でも、読むうちにストーリーがわかるように書いています。オリジナルの鵺は暗い作品のため、物語も暗いです。また、オリジナルの鵺へのリスペクトもあり、性描写はアダルト指定にならない程度のマイルドなものです。2万2千字の中編。トラウマを抱えた方にも読んでいただきたい作品です。

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月光と蝶々

ゲイエロ、ホモエロ小説。54歳ウケの龍之介が19歳大学生タチの良太に掘られまくるゲイエロ小説。龍之介と良太はゲイアプリで知り合い、歳上が好きだという良太が龍之介のアパートにやってくる。最初から最後まで濃厚なエロ性描写。しかし文体は軽快でエログロではありません。54歳ウケの龍之介はトコロテン体質で何度もイかされ、良太の胸に甘えたがり、甘えた。龍之介は昔は割といい暮らしをしていたが、母の介護を機に離職してしまい、母の死後はしがないアルバイトとしてボロアパート暮らしをしている。良太はそんな龍之介を将来は養いたいとまで言うが、裏に何かあるのだろうか…。老け✖︎若カップルのエロ小説で、ヤッてばっかりです。歳上ウケが好きな方や、歳の離れた歳下に掘られたいという願望があるあなたに。最後はちょっぴり不思議なエンディング。2021年から2022年に執筆。

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月光と蝶々

色男

76歳タチと51歳ウケの老x老のゲイ小説。老け専小説の中でも若干の歳の差あり。座禅会で知り合った吉川さんと主人公、僕の晩年の恋を綴った作品です。中盤に老人同士の濃厚な性描写あり。ただし、76歳タチは既婚者で、独身の僕との間には溝があり…。逢瀬を重ねてもなんとない違和感がつきまとう。吉川さんのことは好きだし、人生最後の恋にしたいと僕も思うのだけれど…。彼は既婚者で妻の介護もやっていて、子供もいて…。うまくいかない面もある恋物語なので少しビターテイストにもなっています。老人男同士の恋愛やセックスに興味のある方は是非読んでみてください。2021年執筆。

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色男

キツネと刀鍛冶 – 能楽「小鍛冶」ケモホモ二次創作

能楽「小鍛冶」ケモホモ二次創作小説作品。能楽の「小鍛冶」のストーリーを基に、Badi小説大賞特別賞受賞者である筆者が同性愛の二次創作へと取り組んだ作品。オリジナルの「小鍛冶」を知らなくても、昨今流行のケモホモ小説としても楽しめる短編ゲイ小説です。「小鍛冶」のストーリーは、一條院の御代、帝が三條の刀鍛冶、宗近に御剣を打たせよと夢のお告げを受け家臣に宗近を訪ねさせる。しかし宗近は現在相方がおらず休業状態。宗近は稲荷明神の力を借りて刀を打つことになる。性描写はありませんが、能楽「小鍛冶」のストーリーを追いながらキツネの獣性を描いたゲイ小説となります。読後感は独特のものがあります。ケモホモとしてもどうぞ。2019年執筆。

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キツネと刀鍛冶: 能楽「小鍛冶」ケモホモ二次創作

短い短編集

原稿用紙5枚程度のさらっとしたゲイ短編小説を5編収録したリュッツォ短編集。収録作品は「Stranger」。30代の青年同士の恋愛ゲイ小説。東京から大阪に転勤で来た主人公と京都のとある老舗の若旦那が恋仲になる。情景をさらっと描写した2400字の超短編小説。2007年執筆。「薔薇色に滅びゆく」。旅行先のフィレンツェで出会った精悍な青年に誘惑され情事を持つわたし。男同士の性愛を幻想的に描いた、あまりストーリーのないゲイ小説。2500字の短編。大人のボーイズラブ小説で、性描写はほとんどないに等しいです。どちらかというとBL寄りの文体で、ロマンティックでファンタジックに描かれています。さらっと読める短編で、精悍な男に誘惑されるわたしが彼に惹き込まれる様子を綴っています。後味の悪さもないので、気軽に楽しめる作品です。2015年執筆。「溺れる白鳥」。ジュネ的、ボーイズラブ的に綴った超短編ゲイ小説。性描写はありません。湖に沈んでゆく溺れる歳老いた白鳥の「わたし」とわたしを救う男の物語を幻想的に描きました。ストーリー性はそれほど高くなく、二人の間に横たわる空間を描いた2400字の短編です。気軽に読めて読後感が他になかなかない味わいに仕上げました。超耽美なわけでもなく、少しうっとりと陶酔した文体でさらさらと綴っています。舞台は深夜の湖。2019年執筆。「たかしのとなり」。ボーイズラブ青春小説。3000字の超短編、高校球児の淡い恋の物語。高校球児・甲谷孝の隣の席には同じ野球部の磯部隆の席がある。二人は大の仲良しで、磯部は甲谷に告白する。しかし甲谷には他に好きな人がいて…。2015年にプロットを書いていたがお蔵入りしていた作品を2019年に執筆し直しました。性描写なしのライトな短編です。「上弦」。五十歳も近づいた初老の男のところに小さな男の子がやってきて、「おじさんには雪の思い出がありますか?」と尋ねる。男の子は男の遠い親戚の子で雪国に住んでいて、雪下ろしのない生活がどんなだか知りたかった。雪の思い出と尋ねられ、普段話し相手のいない男は嬉々として語り始めた。それが相方の男のことだった。性描写がないのでゲイ小説とは呼べない純文学ですが、ゲイ視点で描かれています。性描写のない、2000字の短編。ゲイが初老になった時のある種のリアルを、ユーモアを交えて書かれた幻想小説です。読後感は、後味の悪いものではありません。2018年執筆。

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短い短編集: リュッツォ短編集

凍てつく背中から

とある寒い冬の日に見かけた男の背中に恋をしてしまった…。偶然のノンケとの出会いが急展開してホモカップルに!著者の中ではラブラブのライトな感覚のゲイ・ボーイズラブ小説。著者の作品の中ではエロい感じです。「やさしい夜」→「BOY」→「港町」と続く河合さんシリーズ。ノンケの自衛隊医官の背中にはっとさせられ、ご近所付き合いが発展して男同士の恋仲になる展開です。終始ラブラブ。舞台が広島県呉市、相方さんが自衛隊の医官。舞台が広島県である都合で二人の会話はすべて広島弁になっていますのでご注意ください。2015年から2019年にかけて執筆。原稿用紙140枚、4万2千字の長編。

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http://books.apple.com/us/book/id1486053602

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凍てつく背中から

BOY

ゲイ小説。ボーイズラブ小説。舞台は2007年の大阪。出会い系SNSで家に連れ込んだ二十歳の青年が無職のホームレスだった…。呆れ果てて追い出そうとするが、仕事で大阪に来たばかりの僕は淋しさのあまり戸惑いながらも二十歳の青年と同居を始める。二十歳の青年はゲイビデオに出演していたことが親にバレて家を勘当され、行き場を失っていた。二人のドタバタ生活が始まる。青年は愛嬌のある性格でなんだか憎めないが、やることなすこととんでもない…。性描写は軽め。18000字強の長めの中編。筆者の作品の中ではライトなタッチですが、最終盤が切ない結果です。読みやすい作品になります。2008年に執筆を開始し、長いことお蔵入りしていましたが、2019年にようやく日の目を見ることになりました。読みやすい中編ゲイ小説になります。

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http://books.apple.com/us/book/id1484018849

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BOY

港町

港町を舞台に、まずは男同士の性愛から入る。導入部は著者テキスト「夜の顔」より(当サイトのテキストのコーナにあり)。その後性愛を経験した主人公は精神的な病で一時期引きこもる。偶然出会った男子高校生に自分との親和性を見出し、子供のように思う主人公の気持ちを綴った作品。原稿用紙25枚の短編で端正に描けています。性描写は控え目です。2015年執筆。

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港町

イラストレーター

ゲイ雑誌に小説を投稿して、その小説が掲載されて小説家になった僕と、雑誌の小説のイラストレーターを務めた男性の恋愛小説。ゲイ小説。私の数多くの小説がゲイ雑誌に掲載されたのは事実ですが、物語自体は完全にフィクションです。ある小説家と挿絵担当のイラストレーターが一緒に歩く物語でハッピーエンドです。とある雑誌にゲイ小説を投稿した僕は、雑誌が刷り上がった時に付けられていたイラストにはっとさせられる。そして次の作品にもそのイラストレーターにイラストをつけて欲しくて、また小説を書く僕。今度はどんな絵をつけてくれるだろうと楽しみな僕。そしてそのイラストレーターと偶然街で出会う。二人は付き合い始め、公私ともに一緒に歩んで行く。さらさらした感触の作品です。性描写はほとんどありませんが高鳴る感情が描かれています。2015年執筆。

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http://books.apple.com/us/book/id1472847277

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イラストレーター

やさしい夜

2004年執筆。30代半ばのゲイの日常のような日記のような長編小説。詳細は「雨の牙」のあとがきにありますが、「雨の牙」の主人公たちへのわたしなりの救いとして書いたものです。単独の長編小説として楽しめます。作品の運びや出来はまずまずで読みやすい文体を意識して書きましたが、主人公の性格がちょっと変な男です(^^;; 薔薇族掲載作「雨の牙」の登場人物を再度この作品の中で登場させています。

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http://books.apple.com/us/book/id1472994066

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やさしい夜

Cold

切ないけどハッピーエンドのBL小説。青年同士の恋愛小説。ゲイ小説です。昔関わりのあった友人とばったり出くわした主人公をクールに描いた、大人の青春小説みたいな作品です。性描写はありません。2003年頃執筆。

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Cold

ダブルブラインド

上級者も満足していただける長編ゲイ文学です。2002年執筆。SMのハードな縛りの要素を取り入れた、男同士のカップル同士、四角関係をテーマにしたゲイ文学。時に異様な思考をするオレ、シュウは知的で繊細な正和と知り合い、恋に落ちる。そこへ医師の桜井とその恋人の船乗り・川本が絡み、四人は微妙な四角関係に陥る。一緒に旅行に行くことになった四人だが、シュウは川本に縛り調教され、自分の中に潜んでいた獣性を見出す。シュウを調教する「儀式」をしているうちに、川本は桜井との17年前の「秘密」を語り始める。不安定になってゆくシュウを懸命に支え尽くす正和の愛情。そして最後は…。原稿用紙370枚を超える本格長編ゲイ文学。わたしの中で最高の出来で、これで出し切った感がある作品です。性描写は激しいですが、煽る感じではなく描写に徹しています。縛りについては文章ですが、かなり高度なテクニックを作品に落とし込んでいます。この小説を執筆した時の話ですが、連載当初、連載小説ランキングに登録したところ、あらゆるジャンルを超えて1位になり、物語の性質上秘められた空間で書きたいと登録読者限定で連載した小説です。あとがきあり。

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http://books.apple.com/us/book/id1466177946

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ダブルブラインド

嘘つき

20代序盤の男性と30代の男性の男同士の恋愛小説。中学の教員に猥褻行為を受け、あの生徒には虚言癖があると広められた、嘘つきというあだ名の主人公と、田舎町にこもって地図を描いている男の、切ないけれどハッピーエンドのゲイ小説。2002年頃執筆。

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嘘つき

TOXIC – 劇毒性の

製薬企業の研究所の、劇薬倉庫で交わされる男同士のゲイ恋愛小説。勤めていた会社が買収され、辞めさせるための嫌がらせで地方に転勤を言い渡された僕。その製薬会社の研究所には管理薬剤師の指紋でしか開かない劇薬倉庫があった。アシスタントに任命された僕は管理薬剤師の川本と劇薬倉庫に入るようになる。管理薬剤師と共に倉庫で検品する業務に就いたのだが、管理薬剤師・川本の温情が欲しく、会社に残らなければならなかった僕は、彼の言いなりに抱かれるようになる。東京に残してきた恋人の男との関係も続け、不倫関係に行き詰まった僕は投げやりでヒロイックに悲劇を演じてしまう。管理薬剤師との関係を続けるうちに、不幸に酔いしれイヤな役回りを演じる主人公。性描写は控えめですが、香り高い文章で、かなり艶かしく官能的に描いたゲイ小説作品になります。30代くらいの充実した男同士が繰り広げる、悲恋に終わる物語です。悲劇に酔いがちな男の物語りを読みたい方、不倫や三角関係に興味がある方、切なく悲恋が好きな方にぜひ読んでいただきたい物語です。2001年頃執筆。TOXIC(トクシック)とは劇薬、毒薬、劇毒性の、という意味。

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TOXIC: 劇毒性の

羽ばたく

大人に向けたゲイの青春小説。とあるゲイの同僚への片想いを綴った作品。大人なので青臭い気持ちよりも、相手への思いやりなどを綴っています。性描写はありません。とあるゲイ(私)が転職を機に、会社を去るときの送別会で、憧れだった同性に気がかりな思いを残すゲイ男性の物語。その同僚は朴訥な元サッカー選手で、無口だが私のことを気遣ってくれる。送別会で、普段は会社の愚痴ばかりこぼしている彼が黙り込んでしまい、どうにか私を笑顔で見送ろうとする。彼への想いは募ってゆく。転職を機に次のステップへと進もうとする三十目前の男性が、前だけ見ているようでもあったが、去って行く会社に残した思いもあり、気がかりになっている人たちへの思いを綴ったある種の大人の青春小説です。会社員のゲイ男性には特に共感していただける作品かと思います。男性同士の同性への憧れや切なさ、気がかりな思い、一緒に働いた仲間意識と去るときの気持ちを丁寧に描いた、性描写のないゲイ小説です。あまり売れない作品ですが、読んでいただいた方からは「励まされた」とのお言葉をかけてもらう、自信作です。ぜひ読んでください。2001年頃執筆。

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羽ばたく

黒装束

ゲイ小説。男同士の性描写だけで、どこまで人間の業の深さを描けるか実験した、アプローチとしてはデュラス的な、文学作品とも言えます。ほぼすべて、単調で淡々とした冷淡な性描写でもって、どこまで深い心理を描けるか実験した実験的なゲイ小説です。心に深い傷を負う男同士のつながりを淡々と描いた小説です。読後感は悲痛なものはなく、返って透明感のあるものに仕上げています。ある朝、窓辺にかかった白いシャツが無いことに気がついた主人公。そして葬儀に出かけるためにその白いシャツを着ていたカズマ。二人の単調なやり取りから始まります。他に無い類のゲイ小説です。2001年頃執筆。

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黒装束

カルネバーレ – 男たちの謝肉祭

ゲイ小説。ゲイを対象に執筆しましたが、著者の思惑とは別に20代の女性に支持されました。とある図書館司書の女性に愛された作品です。本を読むのが好きな方が好きな傾向にあります。カルネバーレとは、カーニバルのラテン語読み。1997年、テロで騒然とするロンドンから物語は始まり、謝肉祭のカーニバルにざわめくヴェネツィアへと舞台が写る本格ゲイ小説。テレビでロンドンのテロを報道するテレビ局職員の男である「本命の彼氏」を見てロンドンへ飛んだ修二と、その修二を追いかけて行ったオレ・シュンはロンドンの街をブラブラと散策する。修二はロンドンまで来たというのに、「本命の彼氏」に面会する勇気がなかった。物語は緩慢に進み、二人の不安や嫉妬、憧れが浮き彫りになる。その後オレはベニスの謝肉祭の観光をするためヴェネツィアに飛ぶが、修二が「本命の彼氏」と面会する勇気を持てないまま追いかけてくる。やがて「本命の彼氏」、作間良介もベニスにやって来て、三人の複雑な関係が始まる…。結末はどうなるのか…。水をテーマに景色を繊細に描写し、その中で揺れる、ゲイ独特の同性友人への嫉妬、憧れ、恋心、そして友人の恋人への誘惑、など感情を繊細に描写した小説です。性描写はありますが、エロ目線で読む感じではなく、このジャンルに馴染みがない方でも文章を読むのが好きな方にはお勧めです。仕掛けられたトリックなどが随所に散りばめられた小説作品です。前半ゆっくりと進みますが、後半で畳み掛けるように展開していきます。2001年頃執筆。原稿用紙100枚くらいの中編になります。図書館司書の女性に「同性愛のことは何も知らなかったですが、なんだか私が恋愛をしている気分になりました」とのご意見をいただいた作品。とても美しい作品だと自負しております。

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http://books.apple.com/us/book/id1471470098

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カルネバーレ: 男たちの謝肉祭

Precious Moments – 大切な瞬間に捧げる祈り

ゲイ掌編小説を10作品組み合わせて一つの短編小説にしたCDアルバム的なゲイ短編小説。切ない感覚と貴重な瞬間、感情を詩的に、丁寧に描きました。二十代から三十代の主人公をテーマに、些細な瞬間を切り取った情景小説です。エロ要素はほとんどないですが感情を大切にした、未成年にも楽しんでもらえる作品です。ゲイでもよかった、ゲイでよかった、ゲイとして生きてきてよかったと思える感情を綴った小品集です。全体では12000字になる中編並みの作品集です。切ないボーイズラブ小説。著者としては自信作。さらっと読んでみたい方に最適。時代設定が古いのでノスタルジックな気持ちにもなれる作品です。どちらかというとBL寄りに切なく描いていさす。生きることの深さに触れた箇所もありますが、読後感は後味が悪い感じではないので安心して読めます。2001年頃執筆。

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Precious Moments: 大切な瞬間に捧げる祈り

ストローク

ひなびた斜陽の町で繰り広げられる、男同士の出会いから別れまでを丁寧で繊細な文章で綴った作品です。主人公の僕はさびれてゆく町に住んでいて、ある日、電車の中で身なりの良い都会的な男と視線を交わす。直感的に相手もゲイだとわかった僕は、男が降りた駅で降りてしまう。男は良といい、二人は良の部屋でセックスをする。そして付き合うことになる。しかし良は東京から転勤でやってきた男で、僕と付き合ってしばらくすると東京に戻ることになる。良は僕に、一緒に東京に出ないかと誘うが、僕はどうすればいいのだろう…。ゲイ雑誌Badi2001年3月号掲載短編ゲイ小説。掲載時筆名はタテイシユウスケ。性描写はとても淡白ですが、感情や景色を繊細に綴っています。250円。

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ストローク: Badi2001年3月号掲載作品

ドーン・ブレイク・タンゴ – 夜をあきらめない男たち

Badi2000年12月掲載ゲイ小説。性描写は控え目なハード・ボイルド・タッチの作品です。主人公のわたしはずいぶんと年下のカズユキに入れ上げて毎晩のように酒場に繰り出している。カズユキにたかられているのに、そうとは認めたくない主人公。とある酒場で深夜に飲んでいると、男がやってきた。男は類稀なる才能を持っていたのに酒で全てを台無しにしたのだった。その男と、離れてゆく取り巻きの中で残った青年のやるせない物語。二人の間に哀愁を帯びた会話が交わされるのを、主人公は見守っている。この作品は二階建て構造になっていて、語りは主人公のわたしですが、語られる男たちが事実上の主人公になっています。朝が来るまでに語られる悲哀に満ちた男たちの物語を、淡々と描いた作品です。低いトーンに抑えて綴った作品。他になかなか見当たらない類の小説作品です。2000年執筆。

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http://books.apple.com/us/book/id1468210902

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ドーン・ブレイク・タンゴ – 夜をあきらめない男たち: Badi2000年12月号掲載作品

エスプレッソ

ちょっぴりジム野郎テイストの切ないゲイ小説。お互いにセフレだと割り切ろうとして、お互いの気持ちがすれ違う物語です。18000字の中編。18禁。30歳くらいの、男の体がいちばんよい頃の男たちのボーズラブ小説です。ゲイを対象に描いたのでボーイズラブ風味よりはゲイ小説寄りです。一緒に旅行に行ってセックスをするような仲なのに恋人と言えない、ゲイにありがちな日常を描いています。ある日、セフレだと思っていた村上昇と音信不通になってしまう…。主人公の僕・古沢ユウキは怪訝に思って村上を探し始める。ジムで知人に聞いてもわからず、村上の部屋を訪ねたが、部屋は引き払われ引っ越していた。セフレ&友人だと思っていた村上が突然姿をくらまし、彼を探すところから物語が始まる。二人で出かけた南の島への旅行のとき、そんな兆候はなかった。なぜ彼が消えたのかわからんず戸惑う僕。やがて、村上から一枚の絵葉書が届いているのに気が付くが、それは南の島から僕に宛てたものだった…。ハガキを読んで呆然とする僕…。2001年執筆。性描写は控えめですが、アダルト指定します。

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http://books.apple.com/us/book/id1479657450

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エスプレッソ

すきとおる。

Badi2000年10月掲載ゲイ小説。ゆったりとした浮揚感のある文体で丁寧に綴ったハッピーエンドの作品です。恋のきっかけ、恋人に理解してもらえないもどかしさで孤独を感じる主人公が、恋人に描いていた幻影をふとしたきっかけで振り切るような物語です。性描写は淡々と控え目です。やさしい空気感の中で人の持つある種の渇望を描いています。ひょんなきっかけでトオルと知り合った僕は何となく恋人になってしまうが、自分のことをわかってもらえない、そして相手のこともよくわからないという違和感にとらわれる。二人は恋人として付き合っていくが、ある日僕はトオルの浮気現場を見てしまう…。それでもなんだかよそごとで、浮気をされたことよりも、トオルのことを理解できないもどかしさにとらわれる。ふとしたきっかけで、追い求めてきた恋人像がトオルだったとわかる瞬間を綴ったハッピーエンドです。小物としてアルマーニのサングラスが使われています。念のため、タイトルは「好き、トオル」という意味ではありません(笑)

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http://books.apple.com/us/book/id1469864559

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すきとおる。: Badi2000年10月号掲載作品

みずぎわ

ゲイ雑誌Badi2000年5月号掲載作品。第9回バディ小説大賞特別賞受賞作品。港町を舞台に繰り広げられる主人公と友達、そして友達の恋人との揺れる三角関係を描いた作品。主人公である僕は、ある日親友の秀の恋人である北村と関係を持ってしまう。その日は秀が出張で出かけていた。北村は同棲している秀ではもう物足りなくなってしまい、僕を求めたのだった。それからも三人で出かけるたび、僕は秀に対して複雑な思いを持ってしまう。秀のことは大好きで、きっと、僕は秀を愛しているのかもしれない…。揺れる三角関係とカタストロフィクな結末。感情描写や心理描写を風景描写などで間接的に描いています。小説作品としてのクオリティーを評価されましたが、読者からは「難解だ」と言われ特別賞に繰り下げられた曰く付きの作品です。いわゆる「やおい」のやまなしおちなし意味なしを文学的に綴った独特の空気感があります。淡々とした性描写で煽る系統ではないので、読み物として楽しんでいただけたら幸いです。原稿用紙60枚くらいの中編。あとがきあり。

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http://books.apple.com/us/book/id1472992421

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みずぎわ: 第9回バディ小説大賞特別賞受賞作(ゲイ雑誌)

調香師

Badi2000年2月号掲載作品。調香師とは、香水などの香りを創作する職人のこと。派遣社員として香料会社に入った僕は、ふと目が合った調香師と会話を交わす。調香師、川本は主人公、僕の年代に向けた製品を作っていたちょうどその時で、僕を呼び止めて香りの感想を聞く。そこから二人の恋の物語が始まる。調香師、川本は既婚者だが実はゲイで、二人は未来のない恋を嘆きながら、急かされるように体を重ねる。都会のホテルの一室で逢瀬を繰り返す二人。未来のない恋が辛くなって来た僕は、「もう会わない方がいいんじゃないかな」とふと口に出してしまう。二人に未来はあるのか…。切ない恋愛を、「独特の透明感を持っている」と称された文体で綴る、感情を抑えた短編ゲイ小説。2000年のBadi小説大賞本命と言われていた作品です。

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http://books.apple.com/us/book/id1466459404

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調香師: 2000年Badi掲載作品(ゲイ雑誌)

雨の牙

悲恋ですが大作です。薔薇族2000年連載作品。連載時ペンネーム白井俊介。いわゆるホワイトカラーの勇一はひょんなきっかけで肉体労働者の竜二と出会う。最初は竜二を見下していた勇一だったが、竜二の優しさに接するうちに愛し合うようになる。しかし竜二には雨が降ると悪魔が降り立ち…。二人は悲劇の深みにはまります。二人の間の悲劇を丁寧に描いています。悲恋に終わる、救いようのない物語ですが、二人が愛し合った時間は事実だと受け止めてください。とても悲しいと反響のあった、薔薇族が二年も待ってくれて掲載してくれた大作です。原稿用紙100枚の中編で、雑誌掲載は難しい枚数でしたが、薔薇族が認めてくれて待ってくれた作品で、他のゲイ小説ではない深いストーリーの作品です。97年執筆。

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http://books.apple.com/us/book/id1472993411

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雨の牙: 2000年薔薇族連載ゲイ小説

ほほにかかる涙

薔薇族96年3月号掲載ゲイ小説。タイトルはイタリアのカンツオーネの曲から取ったもの。ある日新宿二丁目のバーで出会った美形の正雪と優作。その日のうちにセックスをする関係になる。優作と正雪はお互いに好意を持っているのにうまく表せずにお互いに割り切ったセックスだけの関係だと言い訳する。正雪は生意気な性格で、ある日優作を怒らせ、優作は雨の中、公園で正雪と泥にまみれたセックスをする。気まずくなった二人だが、それからどうなってしまうのか…。舞台は90年代新宿二丁目。90年代のゲイのリアリティを描いた作品でもあります。エロ要素濃い目でちょっと切ないけれどもハッピーエンドです。オネエなどの要素があり、焦ったい切ないラブロマンスをとにかくロマンティックに描いた作品です。掲載時筆名は白井俊介。95年執筆。

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ほほにかかる涙: 薔薇族96年3月号掲載作

卒業旅行

薔薇族96年1月掲載ゲイ青春小説。大学生の主人公はアメフト部の同級生に片思いの恋をしている。四年間も思いつめていた片思い。彼のことを見つめるだけで切ない日々を送っていた主人公。どうしていいかわからないまま時だけが流れて卒業を迎えようとするとき、二人だけで過ごす一夜が訪れた。ふたりだけの一夜。せつない片思いを描いた小説です。性描写なし。薔薇族掲載時筆名は広岡智彦。薔薇族での副題は「ふたりだけの一夜」でした。95年執筆。

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卒業旅行 – ふたりだけの一夜: 薔薇族96年1月号掲載作品

真夜中の雨

薔薇族1995年1月号掲載ゲイ小説「掠奪」。知的で都会的な孝志と出会った智は順調に交際していたが、孝志の友人で正反対のワイルドなタイプの健次に無理やりレイプされて関係にヒビが入る。そして三人は微妙な三角関係となる…。健次のしたことは許せないが、憎めないタイプで、情熱的に愛を告白してくる。智は翻弄されてしまい…。結末はどうなるのか、当時の薔薇族の性描写を交えながら送るストーリ性の高い短編小説。原稿用紙約40枚。筆者処女作品。94年執筆。

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真夜中の雨: 1995年1月薔薇族掲載ゲイ小説「掠奪」

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