純文学小説・文芸作品

⭐️数は多くないですが、純文学小説、文芸作品も書いています。どうしてもゲイ的な視点で書いております🙂

純文学小説・文芸作品

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Fear – 恐怖

「Fear – 恐怖」。リュッツォ文芸作品。「波光イマージュ」と共に暗転三部作の一つ。鼻を殴られる恐怖に性的な興奮を覚えるという特殊な性癖の男との男性同士の性愛を描いた箇所がありますが、ゲイ小説、BL小説の要素よりも文芸作品の要素が強い作品です。7200字の短編で読みやすいです。ある時からある時に時間軸がワープする、著者が「暗転」と呼ぶ技法が使われた作品で、時間が飛ぶことで長期間の感情推移を描いています。難しいことではなく、生きることそのものを描いていますので、是非読んでやってください。200円。出だしを読むにはこちら。

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波光イマージュ

「波光イマージュ」。文芸作品。瀬戸内海に佇む宮島、厳島への思いを綴った7300字の文芸作品です。瀬戸内海のギラつく波光のイメージと、それから年老いて感じる夜の闇とを対比させた作品で、小説と呼ぶにはストーリーがありませんが、エッセイとも言えない、やはり文芸作品です。文章を読むのが好きな方におすすめです。光と闇をかき分けた、著者50歳での文芸小品です。7300字ですので読むのが苦痛なほど長くはないです。明暗をつけた作品なので、明るいとも暗いとも言い難いものです。2019年執筆。Apple Booksで読むだけならサンプルだけで最後まで読め、ダウンロードするには有料とさせていただきます。200円。出だしを読むにはこちら。

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上弦

「上弦」。五十歳も近づいた初老の男のところに小さな男の子がやってきて、「おじさんには雪の思い出がありますか?」と尋ねる。男の子は男の遠い親戚の子で雪国に住んでいて、雪下ろしのない生活がどんなだか知りたかった。雪の思い出と尋ねられ、普段話し相手のいない男は嬉々として語り始めた。それが相方の男のことだった。性描写がないのでゲイ小説とは呼べない純文学ですが、ゲイ視点で描かれています。性描写のない、2000字の短編。ゲイが初老になった時のある種のリアルをユーモアを交えて書かれた幻想小説です。読後感は、後味の悪いものではありません。2018年執筆。無料でWebで読むにはちら。電子書籍をダウンロードするには50円。Kindle99円。

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「弧」。純文学青年青春小説。「調香室」運営時にネットでお世話になったAkiraさんという男性に捧げた小説です。青年期にありがちな家族への苛立ち、異性の友達への複雑な感情をオートバイで走って見える光景を通じて描いた小説。走る感覚を大切にした短編で、後味は爽快です。原稿用紙25枚くらいの整った短編小説で気軽に読めます。著者としては極めて稀なまったく同性愛要素のない小説作品。2000年頃執筆。200円。出だしを読むにはこちら。

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海亀の眼

「海亀の眼」。ゲイとレズビアンの愛をテーマにした純文学小説。日本人ゲイ男性・後藤直樹と白人レズビアンの女性、リサとのある種の狂おしい愛の物語。文学作品。舞台は九十年代の鄙びた漁師町。小さな町で男女の心中事件が起きたことが話題になっている。そこへ訪れたゲイの若い男・後藤直樹と、一回り年上のレズビアンの白人女性リサ。二人はバカンスでこの海辺の街にやって来たのだが、今まで性を超越した肉体関係のない関係だった。それなのに夜の浜辺で唐突なセックスをしてしまい、ぎくしゃくとした関係になってしまう。二人は田舎町独特の閉鎖感の狭間で二人の物語を綴るが、雨の日に車に乗せてもらった夫婦を介して後藤直樹は地元の酒屋の未亡人と知り合う。そして地元の人々と接するうちに田舎町での生活による未亡人の鬱屈なども浮き彫りになってくる。後藤直樹がそこで関わった女性は、別の心中事件の遺族女性だった。田舎町の閉塞感を描いた、読者からマルグリット・デュラスの影響を受けているのではないかという指摘を受けた純文学小説です。原稿用紙300枚くらいの長編。フランス文学のような退廃的な空気感。愛し合いながら、普通の男女のようには性愛を酌み交わすことができないことに苦悩するゲイ男性とレズビアン女性の狂おしい愛の物語りです。難解ではありませんが読書中級者向けです。本を読むのが好きな方にお勧めです。98年頃に執筆した記憶があります。18禁。500円 出だしを読むにはこちら。

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