輝かない光に包まれることがある
均一な乳白色に
すっと消えてしまうように包まれる
孤独と幸福がいちどきに押し寄せてくることがあるの
膨れあがって 震えてしまう
あなたがわたしの唇に
そう この不出来な唇に
そっと触れるとき
走って 走って 息を切らせて
あなたの息遣いが間近に
雑念も雑踏も遠ざかって
耳の中から広がってくるの
乳白色の白い光が
輝かない光に包まれることがある
均一な乳白色に
すっと消えてしまうように包まれる
孤独と幸福がいちどきに押し寄せてくることがあるの
膨れあがって 震えてしまう
あなたがわたしの唇に
そう この不出来な唇に
そっと触れるとき
走って 走って 息を切らせて
あなたの息遣いが間近に
雑念も雑踏も遠ざかって
耳の中から広がってくるの
乳白色の白い光が