真夜中の祈り

光に満ちたこの丘に

今日も花が揺れている

朽ちゆく家の軒先に

お前が影を落とす

 

十二年のとしつきが

わたしの目に映り過ぎ

今日も明日も過ぎ去って

彼方へとよぎる

 

誇りを持ってどこへも行け

月は影を照らすだろう

プライドの鎧は脱ぎ捨ててけ

昨日よりも強いから

 

命の燃える日々たちと

命の消えた年月と

どちらも織り合わされて

わたしの名前になる

 

真夜中のお祈りを

頬を寄せて呟かむ

せめてお前のことだけは

守り抜きたいと

 

誇りを持ってどこへも行け

月は影を照らすだろう

プライドの鎧は脱ぎ捨ててけ

昨日よりも強いから

 

夜の丘に舞い上がれ

夜の丘に舞い上がれ

次の世でも出会うという約束でも

あの世でも出会うという浅い誓いでも

 

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この詩は中島みゆきさんの「ひまわり”SUWARD”」という曲のメロディーに乗せて書いたものです。

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