薔薇族デビュー25周年ですのでもうずいぶん昔の話なのですが、1994年から2000年にかけてわたしが書いた小説が4作品、掲載となりました。
そのうちの一つ「雨の牙」は全編・後編に渡る二連載でしたので、合計で5回に渡って掲載していただきました。
その縁でいただいたテレカには間違いないのですが、わたしの手元に3枚の薔薇族テレカがあります。
もう昔のことなので記憶があやふやで、掲載された号と共に送られてきたのか、それとも別の機会に送られてきたのか覚えていません。
掲載号と共に送られてきたなら5枚あってもおかしくないのですが、とにかく手元には3枚しかありません。
「雨の牙」は2000年という薔薇族最終盤に連載された作品なので、もしかしたら方針の変更などでこの作品だけ贈られなかったという可能性もあります。
ちなみにわたしは覚えているだけで合計5作品を薔薇族に投稿していて、ボツになったのは1つ限りではなかったかなと記憶しております。
早速、画像と共に薔薇族テレカのご紹介🙂

まずは男性の六尺姿のテレカ。月刊薔薇族としか書かれていないので、年単位で製作していたのか月単位で製作していたのかは不明。
個人的なことを言うと、この男性わたしのタイプです☺️
鼻の下が伸びそう(笑) 体もいいですね。挑発的な眼差しもいい感じです(笑)

お次は当時、長谷川サダオ「画伯」とすら呼ばれていた故・長谷川サダオさんのイラストの薔薇族テレカ。長谷川さんは海外で個展をされるなど当時はもうすごい存在でした。
わたしの処女作「真夜中の雨」に長谷川画伯のイラストがつけられていてビビったのを今でも覚えています。長谷川画伯にイラストをつけて頂くというのはメインディッシュ扱いですので。
続く「卒業旅行」、「ほほにかかる涙」も長谷川さんにイラストをつけていただきました。ご存命中はすべて長谷川さんのイラストという扱いに今では目がうるうる😂

最後は三上風太さんのイラストの薔薇族テレカ。三上さんには「雨の牙」のイラストを前編・後編共につけていただきました。
長谷川さんが急逝されたのもあり、後に薔薇族を一身に担ったイラストレーターさんです。薔薇族なき後はサムソンでご活躍されていたようです。
残念ながらサムソンは休刊に入りましたが、今後のご活躍をお祈りしております。
閑話休題。
わたしが薔薇族に投稿していたのは薔薇族の終盤の90年代でしたが、当時でも薔薇族は勢いがある雑誌で、まだBadiに追撃を許すこともなく、おそらく小説もたくさん投稿が寄せられていたと思います。というのもバディの編集担当さんが「すっごい送られてきます」とおっしゃっていたので。
ですので薔薇族は小説が掲載されると、掲載された号だけ送られてくるという形式でした。なぜテレカをもらっていたのかはよく覚えていません。
編集担当の方とも電話でしか話したことがありません。
一方バディは編集さんとも西◯さんともお会いしたことがあります。今となっては時効でしょうから話しますけれど、わたしはバディに初投稿して以来、5年間バディの雑誌が無料で送られてくるという扱いを受けていました^_^;
単に事務的な間違いで掲載されていない号も送られてきていたのか、VIP待遇だったのか、怖くて確認しませんでした。
ただ西◯さんに「他の作家さんの小説も読んであげて、勉強してね」と一言言われていたので期待もされていたのかもしれません。もしくは他の作家さんも同じ扱いでわたしだけ特別、というわけではなかったか・・・。
不明です。
結果、バディとは1年で袂を分かつ決意をしたので、その後の4年間はただ雑誌が送られてきていたという・・・💦
時効ですよね?
もう15年以上前ですから。
そんなちょっとした自慢話を今日は語ってみました。
薔薇族やBadiについては当時を知るものとして色々と話したいことがあるので、また別の機会にお話しできたらな、と思います🙂